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先生と甘すぎる補習

第1章 補習1

「着替え終わったかー?」
私は着替え終わったので返事をした
 …ガチャ。
 えっ開けたのかな
「入るよ〜忘れ物だけチェックするから」
 そう言うことか。
「私も見たけどたぶんないと思います!」
「そうか、さんきゅー」
「橘は髪の毛長いんだな、いつもまとめてるから気が付かなかった。あれ、なんかいい匂いする」
「ヘアオイルだと思います。パサつくからつけてみました」
「その匂いか。いいね」
「先生もつけますか?」
 冗談で言ってみたけど、
「ちょっとつけてみたい。つけて」
って、手が届くように少ししゃがんでくれた。冗談じゃなくなっちゃった。オイルを1プッシュしてつけようと思ったら、先生の顔が近いことに気づいて恥ずかしくなった。けど、動揺するのはよくないと思ってなんとも思ってないように振る舞った。揉み込むようにオイルをつけてみた。

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