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──拝啓、支配様

第3章 3

 ​───────その後、流れるような母の話を漸くするとこうだった。

 僕が教室を出た後、ほぼ同時刻に大寺は母に電話をしたらしい。

 そして、一頻り母からの文句を聞き流した後、僕が首席で入学したことを伝え、母の機嫌を取る。そして文芸部の事を​────。

 偽って紹介したのだ。

 本に囲まれ、静かで勉強に集中出来るサークル。

勿論小説以外にも参考書なんかも揃えてますよ、僕も教える事は出来ますし、先輩達も成績優秀。

オマケに試験前は勉強会なんかもあって
エトセトラエトセトラ。

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