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AI時代のヌードモデル

第7章 エピローグ

すべてが終わり、普通の恋人のように、ベッドで寄り添った。

優しく抱かれているが、乳房とお尻は断続的に撫で回された。
まあ、不快ではない。

──これで、彼女さんともヤれそう?
──どうかなぁ?

彼女さんの名前も訊かなかったけど、いいかげん体を許さないと、彼も浮気しちゃうぞ──なんて、寝盗った私が言うことじゃないか。

少年も、あんまり激しくしちゃだめだぞ。

野暮だけど、たったいまの初体験の感想を訊いたら、意外なことがわかった。

私のパンツを脱がしたときが、挿入という決定的瞬間よりも、ドキドキだったって!

彼女さんが決してパンツを脱がないせいで、
女性の最後の一枚を脱がせたのは今日が正真正銘の初めてだった──言われてみれば、ごもっとも。

私は慣れてるなと思ったけど、まぐれだったのか。

彼女さんのセカンドバージンを奪うのに、もう一つハードルがあったんだ。

でも、とっても上手に、いつの間にかパンツを取り去られたら、
気づかないうちに素っ裸にされてしまったら、
彼女さんも安心して、彼を受け入れるのでは?
きっと──

私は起き上がって、床のショーツを拾い上げて、穿いた。

そのままベッドに戻り、無防備に横たわる。

──パンツ脱がす練習しよ。

後ろから、横から、前から、片手で、両手で。

大丈夫。
きっと、うまくいくから。
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