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終わらない物語

第1章 【R18】アクマな世界は、精子じゃないと回復しません!?

「ゆりっ……助けて!!」


 私は大声でゆりに助けを求めた。


「ばか、よせ!」


 黒澤は焦って私に振り返る。


 そうだわ、この状況を見てゆりが誤解するわけないじゃない。どう見たって、私が襲われてるようにしか見えない。


「姫華先輩、早くこっちへ!」


 私は立ち上がり、ゆりの元へと駆け寄ろうとした。
 しかしすぐに足が止まる。


「えっ……!?」

「どうしたんですか、先輩! 早く! こっちへ来てください!」

「……っ……」


 一体どういうことなの?
 ゆりの両足が、骨になってるなんて……!


「何してるんですか、先輩! 早く! 早く……先輩の、肉……」


 ゆりの顔の肉が崩れて、下にボロボロ落ちていく。


「いやああああっ!!」



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