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終わらない物語

第1章 【R18】アクマな世界は、精子じゃないと回復しません!?

「わかりましたわ……、あなたの好きなようにやってくださって構わないですわ……」



 黒澤はフッと笑うと、私のブラウスのボタンを外していく。



 ああ……どうしてこうなってしまったのかしら……。
 この夢はいつ覚めるのかしら?



 ──三十分前、私は徒歩で学校へ向かう途中、見知らぬ男に襲われた。
 男は唸りながら私を地面に押し倒すと、馬乗りになって右腕に噛みついた。



「いやあああっ! 誰か、誰か助けてっ……!!」



 すると、すぐに黒いスーツを着た長身の男が助けてくれた。
 それが今目の前にいる、黒澤だ。



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