テキストサイズ

終わらない物語

第1章 【R18】アクマな世界は、精子じゃないと回復しません!?

「白雪 姫華。死にたくなければ、俺の言うことを聞け」


 黒澤はなぜか私の名前を知っていた。
 私がお嬢様学校に通っていることも、今日に限って使用人がいなくて車で送ってもらえなかったことも。



「俺は黒澤だ。あんたは俺が守ってやる」



 赤い瞳で見つめられながらそう言われて、不覚にもドキッとしてしまった。
 あなたが何者なのか全くわからないのに……。



 そして私の右腕は、噛まれたところから腐り始めた。黒澤は腐食化を治すには、男の精子を飲むしかないと言う。だから黒澤は私を路地裏へと連れていくと、●ェラすることを要求してきた。



 本当にそれで腐食化が止まるのかしら? この男の言うことを信用して大丈夫なのかしら?



ストーリーメニュー

TOPTOPへ