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ヤリチン野郎と一途くん

第7章 男性教師


 蘇芳と先生は何度も身体を重ねた…

 夜が明けるまで…ずっと…

 蘇芳は疲れ果て…寝落ちしそうな所を
無理やり目を開けて…

蘇芳
「先生…この関係…終わりにしよう…」

 すると…先生は…蘇芳の頭を撫でながら…

「蘇芳は聞き分けが良くて助かるよ…」

 蘇芳の顔が一瞬、歪んだ…

蘇芳
「うん…合い鍵も返すね…」

 蘇芳は合い鍵を先生に返した…
先生は、それを受け取り…

「いつから気づいていたの…?」

蘇芳
「…何となく…」
(いつも…先生の事、見てたから分かる…
左手の薬指に指輪もしてた…
相手も知ってるんだよ?
保健室の先生で綺麗な女性でしょ?
お揃いの指輪をしていたから…
最近になって悪阻が酷くて産休に入った…)

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