テキストサイズ

ヤリチン野郎と一途くん

第9章 相談相手


【相談相手】

 蘇芳は着替えを済ませ…
自分の部屋から出て行った…

 行き先は中学の時の友人のアパート…
蘇芳は先生に逢う時…
 必ず外出届の行き先を友人宅にしていた…

 蘇芳は、扉をノックした…
扉が開いた瞬間に…気絶してしまい倒れた…

 暫くしてから…

蘇芳
「…う~ん…ここ…どこ…?」

 と同時に…腹から情けない音…

「あっ…やっと起きた…腹減ってると思って
チャーハン作ったけど食う?」

 と、友人の声が聞こえ…我に返る…

蘇芳
「お前は俺の母ちゃんか?食う、食う!!
腹減った!!」

 蘇芳は両手を合わせ頂きますのポーズ

「誰が、お前の母ちゃんだよ!!
てか、声ガラガラじゃん!!
それに酷い顔!!顔冷やしてやるよ」

 友人は冷凍庫からキンキンに冷えた
保冷剤を、いきなり蘇芳の顔に投げつけた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ