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茂84

第1章 1




『安元さん。安元しげるさん。診察室2番にどうぞ』


 アナウンスにより、診察室2番に入るように促される。まだ大勢の人がいる中、わしは2番の診察室に向かう。



 あぁ……きもちえぇ……みんな待ってるのに、わしがそんな奴らをかき分けて、堂々と診察室に入るのきもちえぇ……
 足腰弱くなってるから、スタコラ早く歩けないわし。
 その遅さに多分みんなイラついてると思う。
 でも、呼ばれてるのはわしだから……すまんなお前ら。



 わしは、震える足を一歩また一歩と歩みを進める。



 多分わし今亀並みのスピード。



 この遅漏じじいのwwwwwwwwwwww歩みをwwwwwwwwwwwwしっかり見とくんだわなぁwwwwwwwwwwwwあーみんなが待ってる中ゆっくり歩くのキモティーwwwwwwwwwwww背徳感たまらんのぅwwwwwwwwwwww

 若かりし頃の最高に当たりだったAVでオナニーしてる時の5億倍エクスタシー感じとるぅwwwwwwwwwwwwあーたまきんにたまるぅwwwwwwwwwwwwwwww



『あ、安元しげるさん。特別診察室に変更致します。特別診察室にお越しください。どうぞ』



 わ  し  氏  急  遽  謎  部  屋  へ  の  ご  招  待  ア  ナ  ウ  ン  ス  流  れ  る  。


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