私の彼氏は芸能人!
第3章 すれ違い---海斗Side
次の日俺は起きてすぐに撮影に向かった。
美郷さんとの事をすっかり忘れていた俺は普段と同じくおはよう!と言うと美郷さんは
美『あら!おはよう。まぁ昨日の事忘れたの?私あなたに彼女がいるからってすぐに諦められる女じゃないわ!またね。』
俺は軽く警戒しただけで、この後彼女が考える計画なんて知らなかった。
何日か撮影が続いたある日に俺は美郷さんに撮影が終わってから話があると言われ、楽屋に呼ばれた。
海『どうした?話って・・・?』
美『ねぇ私と付き合わない?ドラマの宣伝にもなるかも!』
海『それは無理だ。俺には彼女がいる。』
美『何?束縛されてんの?』
海『違う!お互い好きなんだ』
美『あらそう・・・でもどうせ別れるんでしょ?なら私と付き合っても良いじゃない?』
海『お前のことは好きになれない。』
美『ならあのこと別れてよ!世間は認めないわよ?一般人と芸能人は!』
海『そんなの関係ない。俺は別れない。』
美『強気になれるのも今のうちだけね!!あなたには直接傷付けるより、もっと良い方法がありそうだもの。じゃあまたね。』