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一途な執事と絶倫姫

第3章 夏祭り


「アッハッハ…俺と同じ味を選ぶんだな…
じゃあ俺のを舐めなよ…」

 と、羊は愛莉に、そう言うと…

「えっ!?俺のを舐めなよ…って、
どういう意味ですかっ!?」

 と、愛莉は汗だくに顔を真っ赤にして
羊に慌てて言うと…

「アッハッハ…なぁに勘違いしてんの?
これを舐めなよ…って言ってんだよ?」

 と、羊は口に咥えていた
ミルクストロベリー味のチュッパチャプスを
 愛莉の口の中に強引に入れ込んだ…

「はんむむむっ!?」

 愛莉は何が起こったかの訳が分からず…

「愛莉は可愛いね…これで間接キスだね?
どう?俺の美味しいだろ?」

 と、羊は、すんごく嬉しそうに
そう聞くと…

「はひ…おいひいです…」
(はい…美味しいです…)

 と、愛莉は照れながら、そう言った…

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