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子猫ヒーロー

第1章 子猫ヒーロー


「って、変な性癖が開くわけないでしょ!」



僕はプンプン怒りながら啓二さんを睨む!


結局、ピンクコスチュームは啓二さんの無茶苦茶な願望プレイのせいで一回でボロボロになり、無惨な姿になった。



僕のパンツやショートパンツを欲しがる…変な趣味の啓二さんだけど…


ここまで変態になるとは…


「///グチョグチョになった…ピンクコスチュームも…萌える…かも」



「こら!萌えない!」



ったく……今日…僕だけでも何発イかされた?


もう、ヘトヘトだよ!



その後、再び一緒にお風呂に入って…啓二さんのおすすめするケ・セラ・セランジャーの神回を見て…その日はバイバイしたけど……。


来週も啓二さんは出張で会えない…。


ケ・セラ・セランジャー見て…また変な推し活しないといいなぁ…。



そう言えば―――お父さんの会社が戦隊ヒーローシリーズのスポンサーをしていた気がする…。


今度、ケ・セラ・セランジャーピンクのサインでもおねだりしてみようかな?



―――て、いうか…啓二さんは何のきっかけでケ・セラ・セランジャーを見出したんだろう?



謎である…。






【完】

「続く」or「完結」




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