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性教育

第2章 高島くん


それからは廊下ですれ違う度に
彼は『よっ』とか言ってくれる。



そんな彼と今年、同じクラスになれた。

同じクラスになった、他の女の子たちは
きゃあきゃあ言って喜んでいた。


へー モテるんだ。


そんなことを言いながら、
内心すこしヤキモチを妬いていたんだと思う。


同じクラスなったとはいえ、
他の女子に押されっぱなしで
結局何の進展もなく、ただ
彼を見ているだけだ。

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