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Lovers Game 〜光と影〜

第6章 俺…ピエロ

『あの…ね』

なんか珍しく喋り出したな


『この間の事は・・ほんとに』


『あー、過ぎた事はいらね(笑)めんどくせぇから』



『…でも、、あたしは色々思ったし考えさせられた』


『ほぉ?』


『あの子…あんたと出かけて❝楽しかった❞って・・・』


俺は、さぞかしショックでも受けたと思ってたその時の廉の表情を少し思い出していた


『両親が亡くなった時、もっと親戚を頼るとか…ううん
頼るべきだったとは思うの。晴人に不憫な思いさせたくないって、、あたしが意地張っちゃたから、親戚付き合いも殆どなくて

だから、あの子…あんた達みたいな年上の男の人と…遊んでもらったような、、交流持ったのって新鮮で、、、楽しかった、、って本音だったんだろうなって』


へぇ・・意外に広い心の持ち主
あ、弟にだからか
そんなこと思ってたんだコイツ


『ま、お前は凶暴だしガサツだけど、どう足掻いても❝兄貴❞にだけははなれねーもんな?』


『・・・』


『いいんじゃね?❝代わり❞が頼めるとこは頼めば。

そうそう、最近煌牙達がお前らの話ちょいちょいしてるぜ?』


『ぇ・・・』


『龍牙なんかあれで気が優しいからな、心配してたりな(笑)世話焼には世話焼いてもらってもいんだよ世の中』


『…よその…社員さんに無関係な事で迷惑かけれないよ』


『デタ♪堅物。~もし、あいつ等に業務外業務させたら俺があいつらにそれ分の報酬払えばいいだけのハナシ』


『??・・・したらあんたにご厄介になるってことじゃん』


『アタマ固すぎ(笑)イイっていわれてんならイイだろ』




『よくわかんないけど・・・アリガト』


『・・・♪(笑)』

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