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Lovers Game 〜光と影〜

第2章 バカ男 クソ女

・・・で?



ゴクゴク・・・カラン・・・カパっ



あの強烈な無言ザル飲みの記憶は本物だったらしく
顔色ひとつ変えねぇ


ザル女・・・レンは同じペースでグラスを空にしていく


『・・・(苦笑)』


好きなもの飲めって言ったのに
俺のキープボトル飲むだけで


『同じもので良いですか?』


ちゃっちゃとボトルも空にしてく(笑)


おもしろ・・・半分呆れ笑いになり。




『そうそう、、はいコレ♪』

『・・・?』


俺は通りついでにテ〇ファニーで買って来た包みをレンに差し出した。


『レンちゃんに会いたくてついつい買ってきちゃった』

(どの女(こ)に当たっても大丈夫な当たり障りのないヤツだけどね勿論)



『・・・。お気持ちだけで結構です。』



マジ?そう来る普通(笑)


あ、フツーじゃないんだわコイツ、そうだった
この飲み方見てみ?(笑)




話が上手いでも面白いでもない
器量、、、決して悪くないが、この業界じゃ飛びぬけた美人なんかもっとゴロゴロいる。

ザルのように酒飲むしか能がなさげな女が
どうやってこの業界で生き抜いてるのか?

こう言った・やったら、どう返して・断ってくるのか?
俺は世にもくだらない一人ゲームして楽しんでた。


『キミは…何したら喜んでくれるの?♪』



『… … ・・・楽しく、過ごして頂ければ』




ほぉ・・?

初めて、それっぽい(嬢っぽい)
相手をヨイショする言葉がでた。

ネタ切れってとこか?



『へぇ♪・・じゃ❝このあと❞付き合ってくれる?』



『・・・?・・!』



二度目(笑)ヤツの眉毛が動いた。今度は一瞬だが。


面白がってる俺は容赦せずにレンを使って遊んでた。


ん?別にいいんだろ?
上手く切り返してナンボの仕事だろうが。


『このあと・・・二人で抜けちゃおうよ?♪』

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