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Lovers Game 〜光と影〜

第10章 らしくない事するから

・・・あ、なんかくだらね事考えてるうちに
家に着いたな・・・。


・・・・?


・・・・・・??



いつも基本真っ暗で静かなはずなんだが・・・



『・・・?』



珍しく、今日は・・・灯りがついてるぜ?


それも・・・❝二階❞部分に



珍し・・・❝アイツら❞来てんのか・・・。






まぁ、そのためのスペースにしてるから
構わないんだがな


どんちゃん騒ぎするような兄弟(ヤツラ)でも
時期でもないんだが、珍しい事もあるもんだ



少し暗めな照明
カーテン越しに、人影が数名見えるその階に
目をやりながら、特に考えずに俺は帰宅する


ガチャ・・・


ま、なんでもいい
俺はシカトして自宅階にのぼる・・・



・・・・んだけど





❛❝「アハン、アハン・・・アアン~」❞❜





・・・・は?






この建物(イエ)に出入り出来るのは
俺と社員の三人だけのはずだが??



てことは・・・❝アイツら❞

神聖な(?)社員寮に、、、女人を連れ込んで?


ヨロシクやってやがんのか???





おいおいおい・・・?


お前ら・・・そんなアタマいかれちまった??


イカれキャラは一人で十分だと思うんだが?


あ、、俺が言うセリフじゃねぇか。


や、そういう話じゃねーだろクソが・・・!



あー、、動揺しすぎ?

ちげぇよ




連れ込むなとは言わねえがな・・・せめて個室にしろよ?
各々部屋あるだろうがそこに


や、、そういう問題でもねぇな?


てか、そんな面倒で節操もない事を
わざわざアイツらがするわけない


よほどストレスでも溜まってんのかアイツら?



二階のリビング部分に当たるぼんやりした灯りを
思い返しながら俺は部屋に足を進める



ったく・・・どこのクソビッチだよ

アンアンと恥じらいも遠慮もなく騒いでんのは・・・

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