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Lovers Game 〜光と影〜

第11章 人間くさい生き方

苦しそうに息を荒げて、じっとこらえながらも
体・・・下半身捩らせて、少しおかしい廉の様子


どこにでもいるサラリーマン風なツラして
あの男・・・まさかな?




『廉・・・その時、何食べた?、酒は飲んだのか?』



『・・・~』

フルフル・・・


廉はやっとな感じで首を振る


なんて・・・聞いたらいいんだかな、、やりにくいぜ



『アイツと同じもの食べたのか?』




『ハァ・・・ハァ・・ぁまり・・・食べたくなくて

ずっと・・・お茶だけ・・・飲んでた』



『・・・お茶?』


なんとなく、、だが
やっぱり・・・そうか

ついでに?


『廉?・・・❝コレ❞・・・お前が買って来たのか?』


不自然に転がってたスポーツドリンクのペットボトルを拾い上げて廉に問う



『ハァ・・・ハァ・・・ト・・・モキ・・・が

具合、、悪いなら…飲んだ方が…って・・・』





『そうか、、食欲?・・・なくなったのはいつからだ?』



『・・・~』




聞きたい事は色々だが


『そうか、わかった・・・医者に行くぞ。…』


そっちが先だな



『・・・いい・・・から』




『あぁ、うるせ・・勘違いするな?

ただの・・・・❝救護義務❞に従うまでだ』



押し問答を押し切って廉を連れ出そうって時




ガチャ・・・





『ただいま…?・・・って・・・ぇ?』



何も知らない晴人が玄関から
その帰宅を知らせた



だからさタイミング・・・・・最悪だな

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