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Lovers Game 〜光と影〜

第5章 強さは弱さ

RRRRR・・・

移動の車で煌牙からの入電
俺はサクッとイヤホンつけた

『お疲れ。あぁ…あぁ大丈夫だ。今戻ってる・・・
ん?・・・なに?・・・なんで??
・・・・・。・・・・~。
ああ・・・。そうか・・・待っててもらって』


ブツッ・・・


『ねぇ・・ここで降りる。仕事でしょ?』


『あぁ…。~お前さ、で…弟どうしたんだ?』


『ぇ…?・・あー、、進路のこととか、、時期で色々』


『・・・そゆことか。なるほどね
お前、戻んなくていいなら寄り道していいか?』


『降りるってば・・』


『その方が❝手っ取り早い❞かもしんないぞ?』


『???』

俺は急ハンドルで方向転換
廉を乗せたまま帰社した




『オス…』


龍『お疲れ様です。やったね蓮!…て、今はあれか
あー、それから』

煌『廉ちゃん最近良く会うね(笑)ちょっと座って待ってて』

『あ…の・・・なにか』

廉は会釈しながら怪訝そうな顔して座った


まあいい、後で説明する


『で?…客人は?』

太『社長室で待ってもらってる。これは❝応募書類❞』



『ぇ…お客さんて・・。あたし帰るよ
なに?…応募って、、面接?とか。あたし場違い
関係ないじゃない・・・』


『いいから少し待ってろ。関係ないかどうかは、聞いてからお前が判断しな?』


廉は益々目をキョロキョロさせて戸惑う


『廉・・・れっきとした❝社長(オレ)の客❞だ・・・

何を見ても聞いても‥❝途中で❞邪魔するな?』


『意味…わかんない』



『じゃ、お前らとりあえず頼むな?』



煌『ほい、いってらっしゃい♪』


俺は緩めてたネクタイを締め直して客人の元に向かう

龍『廉さん、走ってきたの?何か飲みますか?』


『ぁ…いや、チョット…弟が…学校で』


煌『あー、、、そういう事か♪』

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