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【AI時代のヌードモデル】バレリーナの理恵ちゃん

第1章 今までの話


──理恵ちゃんの略歴──

──幼少よりバレエを習わされる。健康な女の子になるようにという親心であった。

幼馴染みから昇格した彼氏が芸大に進路に決めてからは、必然的に着衣モデルになったが、高校生という理由でヌードを禁じられため、
入試の課題の裸婦デッサンのためには、私というプロのモデルが協力するしかなかった。
こうして私と理恵ちゃんは知り合った。

私が裸を見せているなか、彼女はレオタード姿でサポートし、ついにショーツだけを残した裸身をさらす段階に達した。

彼は見事に合格し、祝福として女子高生の完全ヌードを描かせた。

大学生になって、幸せなロストバージンを体験したが、
やがて、彼がSM趣味に目覚めた。
肌を傷つけかねない行為に及んだため、別れを決意した。
──これは、双子の兄だったか弟だったかがひそかに入れ替わって行った暴虐だとわかったが、彼女の心は変わらなかった。(二人はグルだったから)

そして、心機一転、理恵ちゃんは私が所属している事務所に、ヌード可のモデルとして登録した。

しかし、バレエ教室にバレて、登録は抹消せざるを得なくなった。(両立できると私は確信していたのに)

そんなこんなで現在はヌードモデルではないが、
かつての事務所が安全なクライアントを紹介してくれるので、相場通りの対価で裸体になっている。

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