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【AI時代のヌードモデル】バレリーナの理恵ちゃん

第2章 脱がせちゃった

その理恵ちゃんが私の部屋に来た。
膝上のミニスカートがかわいいな。

でも。脱がせちゃうんだけど。

「私、営業に来たんですよ。なんで裸にしたんですか」

理恵ちゃんが、かわいく怒ってる。

そう、バレリーナである彼女は来月の公演のチケットを売りにきたのだ。
理由はどうでもいい。
私の部屋に来たら、理恵ちゃんは裸にならなきゃならないの。

「もう、レオタードは持ってきてるのに・・・・・・」 

理恵ちゃんの体に残されているのは、パステルブルーのショーツだけ。

SM彼氏と別れたいという相談に来たときは、「肌に傷が残っていないか確認するため」に、裸にした。

バレエとモデルの両立で悩んだときは、「その美しい体をさらすことに自信を持ってもらうため」に、裸にした。

今回は、「裸を見せてくれたらチケット買うよ」なんて、言ってないよ。

ただ、バレエの美しい動きを、バレリーナの素晴らしい肉体美を、見たかっただけ。
レオタード姿もいいけど、やはり余すところなく、見たい。

いま、理恵ちゃんに披露してもらってるのは、いわゆる柔軟体操。
だけど、裸の美少女バレリーナだから、圧巻だ。

スプリッツというそうだ。
完全180°の前後に伸ばした足を床につける。
バレリーナで出来ない人はいないというが、見事のひと言に尽きる。
そして、上体を前後に倒すから、乳房の動きに目を奪われる。

今さらながら──AIにできるのか、この姿態が──と思う。

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