無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

股関節は刺激しにくい形にされているうえに、レオタードという障壁があるはずなのに、

それでも、しなやかな指は確実に高みへ導いているらしい。

クリトリスを蹂躙する指。
すなわち、美少女が自分を涜(けが)していく姿。

｢うっ、うっ、うう、うぐっ｣

呼吸が快感に追いつかない、快感に塗り潰された世界。

布越しでここまで狂うのだから、いつもの奔放な全裸スタイルなら──ああ、想像もつかない。

｢うぐっ、うぐっ、はうっ、はあ、はあ、あん、あんっ｣

たまらない。

私も、スカートをまくり、パンティ越しの栗を手近なテーブルの角に押し付けた。

無我夢中の、はしたない、私。

レディースコミックのヒロインがやった非常時オナニーの図を真似したんだと、あとで気づいた。

やがて、ずるい私は、パンティをむしりとった。

裸になる余裕もなかった。

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