
Kalraの怪談
第49章 四十九夜目:鬼の宿
☆☆☆
A君はびっくりして母親をみたというが、母はあっけらかんとして、
「って、いう話をひいおばあちゃんはしてくれたんだけど、冗談だと思うのよね」
なんで?と聞くと、
「だって、ひいひいおばあちゃん、私がお嫁に来ていたとき、いたもの。元気で」
なーんだ、となった。
ただ、冗談にしては妙な話だとも思った。お嫁さんを怖がらせようとしたのだろうか?
このとき、A君は妙な胸騒ぎがした。何か良くないことが起こっているような気がしたのだ。
今日は何日だった?
節分は、古くはいつだった?
旧正月の前の日、旧暦の大晦日だったのではなかったか?
今年の旧正月はいつだ?
A君はびっくりして母親をみたというが、母はあっけらかんとして、
「って、いう話をひいおばあちゃんはしてくれたんだけど、冗談だと思うのよね」
なんで?と聞くと、
「だって、ひいひいおばあちゃん、私がお嫁に来ていたとき、いたもの。元気で」
なーんだ、となった。
ただ、冗談にしては妙な話だとも思った。お嫁さんを怖がらせようとしたのだろうか?
このとき、A君は妙な胸騒ぎがした。何か良くないことが起こっているような気がしたのだ。
今日は何日だった?
節分は、古くはいつだった?
旧正月の前の日、旧暦の大晦日だったのではなかったか?
今年の旧正月はいつだ?
