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Kalraの怪談

第52章 五十二夜目:かか切りの竹

☆☆☆
お話はここまでです。
そう、彼はこのとき気付いていませんでしたが、彼の友人はこの話の一部始終を知っているのです。そして、その友人は生きています。

その友人がこの話をしたとしましょう。それを聞いた人は彼との『縁』を持ってしまいますね。そう、女性なら死んでしまう。
A子はきっと、この話を聞いてしまったのでしょう、、、。

『かか切りの竹』、一本切ったら一人の女性が死ぬとして、一体、彼は何本の竹を切ったのでしょう。

みなさん、もし、『女性が聞くと死ぬ話』などどいう触れ込みの話を見聞きする機会があっても、絶対に読まないでくださいね。

ああ、もう遅いですかね・・・。

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