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Kalraの怪談

第53章 五十三夜目:縫いの化け物

【縫いの化け物】

退職警察官Aさんから聞いた話。

Aさんは何度かこの怪談シリーズに登場してもらっていますが、その警察官人生を警視庁捜査一課の係長で退職された元警察官です。現職のときには、不思議な事件にいき合うことが多く、口さがない同僚たちからは「警視庁捜査一課呪殺班班長」などと言われた、と笑って話しておられました。
これは、Aさん自身の体験談ではないのですが、なかなかに興味深い話なので、ここでお披露目したいと思います。

いつものように、個人名等は伏せ、詳細については若干の改変を加えています。

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