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バニーガールホール
第17章 そらとぶうさぎの秘密の部屋
そうなってしまえば…ユイは
今までみたいに、いちごさんぽしたり
非常階段でのお月見を楽しんだり。
お花摘みをしたり…とか…も…
上の…VIPルームを使って…
アナルセックスする事も…イラマチオして
サービスをする事も…無くなる…のか…。
『はい…もう…そうしなくても…、
琢磨さんのアドバイスのお陰で
お金…は、十分…絵の方でも…
画材を買って貯金に回せる位に
稼げるようになりましたので…』
ユイがお金が要り様だったのは、
絵を描くための材料を
買う為の…お金が要る…んだったのか…。
その時の俺は…どんな顔をして
居たのか…分からないが…。
『これを…お礼に、
琢磨さんに…お渡ししたくて……』
そう言って…ブレスレットや
時計が入る位のリボンが
掛けられた箱をユイがカウンタ―の上に
おいて…グラスを滑らせるように
俺の前にその箱を滑らせて来る。
『もし…琢磨さんが…中を見て
要らないのでしたら…その箱は
そのまま…閉じて蓋を閉めて下さい…』
要するに俺が…このユイからの
プレゼントを…受け取るのか
受け取らないのかを決めて良いと
そう…ユイが言って来て。
それを…俺からの返事とみなすと
そう言う…意味…で受け取った。
しゅる…ッ…四角い箱に
掛けられているリボンを解いて…。
カパッ…俺はプレゼントの蓋を開けた。
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