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バニーガールホール

第17章 そらとぶうさぎの秘密の部屋



「そうだな……一緒に…月まで
ちょっと…行ってみるのも…
悪かねぇ…な……良いのか?俺で」

『はい…じゃあ…月まで……一緒に…』

そう言って唯花が…立ち上がると、
俺の方へ…移動して来て。
俺の手を取って立ち上がらせると…
そのまま…部屋の左奥のドアの方に
俺をエスコートして導いていく。

奥の…ミントグリーンの木製の
ドアの先は…唯花の寝室で…。
天井の壁紙は宇宙柄になっている。

「これもユイが描いたのか…?」

『いえ、これはAmazonで
4000円で売ってた物に
蓄光の塗料や…ビジューで
私が…ペイントを施した物です…』

蓄光の塗料を使って星をなぞって
書き足したり…大きくしたり
見え方を天井に貼る前に調節してから
仕上げは業者にして貰ったらしく。

壁紙は壁紙で…ミントグリーンに
絵で描いた額縁が沢山
掛けられている壁紙になっていて
下の方はアイボリーの
ビンテージ加工の
ウッドパネルが貼られていて
切り替えがしてある…内装になって居る。

壁紙の…額縁の絵の中には…
ユイが描いた絵も…混じって居て。
これは額縁のサイズに合わせた
紙に絵を描いて貼ってあるのだそうだ。


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