テキストサイズ

Lの劣情

第1章 2024年6月吉日…

 15

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「………っくうぅぅ、はぁ、んん、あ、ああ、アイ先輩ぁい……」

 だが、彼女はまだまだ許しては、いや、舌先の愛撫を止めてはくれずに、溢れ出してきている快感の愛の蜜をまるで吸うかの様に舐め続けてくる。

 そしてこれは、わたしの一番快感が強くなる愛撫ともいえるのだ…
 わたしは最初は緩く、そして徐々にうねる様な快感の波が連続して続く愛撫が大好物であった。

 たまにはガツンガツンという強い刺激も好きなのだが、基本的にはこんな緩やかに続く愛撫が好きなのである…
 
 ズキズキ…
 が、徐々にズキンズキン…と変化してくる様な快感が、堪らない。

 そして軽い絶頂感を得て、小さく快感に震えているクリトリスを優しく、ゆっくりと続けて舐められる…
 それもストッキング越しだと更に間にナイロン繊維の隔たりからのその微妙で微弱な刺激が堪らないのであった。

 だから正に、アイ先輩が愛しそうに舐め続けてくれているこの愛撫は大好物である…

「はぁ、はぁぁぁ………」

 子宮が快感に泣き出してきた…
 そして更なる大波の絶頂感のウネリが子宮の奥深くから湧き出してくる。

「あっ、あぁっ、あぁぁぁ…
 あ、アイせんぱぁぁいぃぃ………」

 全身が汗ばみ、プルプルと震え、身悶えをし……

 ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「っんあぁぁぁっ………っくうぅぅ……」

 わたしは連続しての再びの絶頂感を迎え…

 快感の叫びを上げ…

 両脚で股間を舐め続けてくれているアイ先輩の頭をきつく締め…

 全身を反り返らせるほどの激しい絶頂感の大波にさらわれ、一気に奥深くに沈んでいく…

「………っんっ…あぁぁぁ………………」

 そして激しい絶頂感の興奮と…

 この思いがけないビアンの流れの展開の余波と…

 夕方の結婚披露宴パーティーからバーへと続いた愉しいお酒の酔いのせいなのか…

 わたしは絶頂感の海にゆっくりと沈みながら…

 寝落ちをしてしまう…

「……………………ん…ん……………」
 


ストーリーメニュー

TOPTOPへ