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悪いオンナ…3

第1章 【癒しの彼女には両想いの彼氏が居て……】






「嫌なら、やめる……」



「……嫌じゃないよ」



「あの、キスとかしたら……止まれなくなるんですけど」



「そ、そうなんだ……」



「え、ダメだったら今のうちに止めてください、今だったらギリ止まれます」



「んーー、顔見たい」



そう言われるとハグをやめて向かい合う
勢いのまま、いかせてくれないのね……
うわぁ……腕の中に彩花ちゃんが居る



「正直、わかんない……でも、亮くんとだったらキスは…したい、かも」



「本当に?……嬉しい」



「エヘヘ、でも止まれなくなるんだよね?」



ま、まさかのキス止まり!!
その可能性は考えてなかった
キスしたら始まるものだと思ってたから
本当にアリかナシかだけで考えていた
もしナシでも一緒にゲームでも出来るし
通話じゃなくて同じ空間に居れるだけで幸せだよ



彼女の手が肩に触れてきた
この状況で、この至近距離で、上目遣いしてくんの!?



「ウソ、意地悪言った……ごめんね?」



「う、うん…」



「ギリで止めさせてあげない……私からしても良い?」



ウソ、何これ…………
小悪魔的な笑み浮かべて、彼女からのキスを受ける……
柔らかい唇が触れて角度を変えて重なっていく
ゆっくりと肩から首に回る手
立ってられなくなったのは僕の方
そのままベッドに座っちゃって
離れた唇はすぐに重なる
彼女の方から跨いで座ってきた
もう少し前に座られたら勃起してるのバレちゃう



舌が再び絡んでくる
触れた瞬間、とろけ合う感じ
正直、全部股間にくる
直結してるみたいで恥ずかしいけど
そんなの気にする暇もないくらい
彼女のキスに酔いしれていた



吐息が……エロい……クラクラする





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