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微熱に疼く慕情

第2章 【動き出す熱情】






「黒崎さんはお仕事ですか?」


「ん……午後からは仕事するかな」


「じゃ、まだ良いですよね?」


「え、一華ちゃん?」



再び唇にキスをして舌を割り入れた
止めようとする手は胸を触らせる



「黒崎さんの所為です……もう私、覚えちゃいましたよ、黒崎さんの形…」


「ダメだよ、年上を誂っちゃ……本当、どっぷりハマらせないで」


「誂ってないです、私をその気にさせたの、黒崎さんじゃないですか」


「本当に大丈夫?朝も相当凄いよ、俺……」


「私だって凄いですよ、ふふふ」



あぁ、もうダメね、こっちも歯止め効かなくなってきてる
大人の匂いに酔っちゃうの
火照った身体、どうすれば良いの?
黒崎さんが鎮めてよ
そのデカちんぽで私を黙らせてみて……



まだ明るくない朝方に私たちはまた重なる
目が覚めちゃったんだもん
あなたの上で腰を振るなんて快楽でしかないの
挿入ってるとこ見て……ひとつになれてるよ
好き……このちんぽが好き……
最奥まで一気に届く
何も考えられなくなる
震えるほどの快楽に包まれる瞬間が好き



「黒崎しゃん……しゅき」



両手いっぱい広げてあなたを求める
堕ちるその時まで、優しく微笑んで……










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