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微熱に疼く慕情
第2章 【動き出す熱情】
「明日も仕事でしょ?」
「有給消化しちゃいました」
「じゃ、朝まで抱いて良いの?」
「黒崎さんが勃たなくなるまで…良いですよ」
私が受け止めてあげるのは、明島さんが私にそうしてくれたように、私が救われたように、黒崎さんも救われて欲しいから
ズタボロだった私を地獄の底から引きずり上げてくれた
明島さんは私の恩人でもあるから……
黒崎さんの上に跨り、騎乗位で腰を振る
疲れないように下からも突き上げてくれて何度もイかされた
バックも目がチカチカしてずっとイってた
明島さんとの3Pは壊れるかと思ったけど
黒崎さんだけなら凄く愛を感じます
ロールスロイスでキスしながらの潮吹き絶頂が気持ち良かった
終わっても終わっても全然萎えない人、初めて見た
私の体力が保つ限り射精してもらう
また倒れるように眠りについちゃった
黒崎さんの腕の中で目覚めるのも心地良い事を知った
「ん……身体、大丈夫?ごめんね、加減出来なくて」
「……はい、大丈夫です、黒崎さん、ちゃんと出せましたか?」
「うん、心配するとこ違うでしょ…クスッ」
胸の中に擦り寄ってくっつく
腕枕されてるの嬉しい
「何時ですか…?」
「ん、えっとね……まだ4時前だよ、もう少し寝れるよ」
胸板厚いのも良いなって思う
ポコッて盛り上がってるの……鍛えてるんだろうな
知らずのうちに乳輪を指でなぞってて
乳首を勃たせちゃう
「コラ」って手を握られる
薄暗い部屋、目を合わせると額にキスされた
違う、そこじゃない……
私から唇を重ねる
「もう少し寝ないと」って言われても聞き分けのない私でごめんなさい……
だってまだ裸のままだもん、黒崎さん……
私にシャツを着せてくれたんですね
こんなに黒崎さんの匂いに包まれたら見境なく襲っちゃいますよ…?
今度こそ、堕ちないようにしますから……
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