
微熱に疼く慕情
第4章 【錯乱していく激情】
「あぁっ…すげぇ、一華、もう飛んだのか?凄いよ、お前のまんこ、ずっと締め付けてもう我慢出来ねぇよ、イクぞ?あぁっ………イクっ…出る出るっ」
「ハァハァ…俺もイクよ、一華ちゃん、おまんこに出すから、あぁっ…イクイク、イクっっ!」
2人の声が遠のいていく
3人でイケたの……凄く幸せだよ
薄い壁に2人のちんぽが擦り付け合うみたい
ゴム内射精されて一気に抜いた時
私からも体液が二穴同時に出ていたそうです
全て綺麗に片付けられ、私は新しいベッドに寝かされていた
ずっと手を握ってくれていた人が誰なのか……
脳は薄っすら起きているのに瞼が動かない
一華……と呼ばれた気がした
ハッと目が覚めて身体が動く事を確認する
傍に居てくれたのはやはり黒崎さんで………
「身体は大丈夫か?無理させたな、すまない」
目の前の黒崎さんからではなく、その後ろに隠れていたのは明島さん本人だった
聞き間違えるはずがないもの
愛おしい人の声
手を握ってくれていた黒崎さんが身を引いた
私の顔を覗き込む明島さんに涙が溢れた
「痛かったな、怖い思いさせて悪かった」
バツの悪そうな顔をする明島さんに首を振る
イキ堕ちして目が覚めるまで居てくれた事に感極まっただけなの
怖い思いしたんじゃない……
伝えたい事はたくさんあるのに嗚咽して話せない
ティッシュを渡され涙を拭う
好き………好きです、明島さん
この想いはいつになっても叶わないのですか…?
もっと慕えば良い…?
何でも言う事聞くから、あなたの傍に居たい……
もうこのまま、首輪をつけて連れて帰ってよ……
涙が止まらない………
髪を撫でて嗚咽する私に
「もう泣くなよ、何でもしてやるから」と額にキスを落としてくれた
