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微熱に疼く慕情

第4章 【錯乱していく激情】






「一華ちゃんっ…どうしたの?」


「お願い、抱いてください」


「え?え?一華ちゃんっ…あっ!」



仰向けに倒したら乗って騎乗位する前に気付かれた
紐が見えていたから……
でもね、そんなのお構いなしに極太ちんぽ挿れていくんだよ
ローターがナカに、奥深く押し込まれていく



「あぁっ…!!」
「あぁっ…!!」



お互い感じる新たな快楽に思わず声が出てしまった
一番敏感な場所にダイレクトに届くといった感じ
これは凄過ぎて、いつもより大胆に……淫らに腰が動く
黒崎さんのピストンも力強い
ビデオカメラの存在にも気付かれて私が見えやすいアングルに持っていってくれる



「待てなかったの?明島さんが来るまで待てなかったんだ?」


「んん………待てなかった」



いずれ明島さんがやって来るかも知れないのに……
目の前の色気がだだ漏れな黒崎さんに襲いかかっていた
後でこのビデオ、明島さんが見るんだと思うと堪らない
より一層、淫らに咲き続ける



「腰、止まんないね、一華ちゃん」


「んっんっ……気持ち、良い…っ」


「俺も気持ち良いよ…っ」



あっあっあっ……もっとグリグリして
またイキそう
身体ごと、溶けそうです



そんな時、やっぱり…と言うべきか
明島さんが仕掛けてくる罠にどっぷりハマってしまう
知ってかどうか、私に電話を掛けてくるのだ
添い寝バックしたまま、黒崎さんが通話にして渡してきた



「お利口にしてるか、一華」


「……はい」


「聞かせてくれよ」


「え…?」


「黒崎のちんぽ、挿入ってるんだろ?」



明島さんの声が聞こえた黒崎さんは激しくピストンしてくる
我慢していたのにひとたまりもない
喘ぎ声を聞かせると、寝室のドアが開いた





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