
微熱に疼く慕情
第5章 【陶酔させてく純情】
上を脱がされて首筋に顔を埋めてきた
「ずっと触れたかった、キスしたかった」って再びキス
先輩も脱いで私も攻める
乳首舐めたら可愛い声聞けたよ
「私も早く独り占めしたかった…」と言って沼らせていくの
与えれば与えるほどたっぷりの愛を返してくれるから先輩と居ると普通の恋愛している気持ちになる
当たり前じゃない幸せを満喫出来ちゃうんだよ……
それでも非現実、非日常が欲しくなる私は
とんでもない淫乱なんだって事
いつかは先輩もわかる日が来るんだろうね
この顔を……この声を……
ぐちゃぐちゃに壊してしまう日がいつかは訪れる
可愛くて堪らない樹くんも
自我を忘れさせてくれる明島さんも
全てを受け入れてくれる黒崎さんも
失う怖さを知った大智も
皆……私は手放せない
優劣なんてもうつけれなくなってる
同じように愛せるよ
「好きだよ、一華」
「んっ……私も隼人さんが好き」
この言葉に嘘はないのに、
結果、私は大嘘つきになる
もう誰かを一人だけ一生愛するなんて無理なのかも
とか、セックスしながら浸るってどうなの…?
先輩の上で腰振りまくって絶頂しながら
頭では違う事を考えているなんてね……
我ながらぶっ壊れてるなって思うよ
「ハァハァ……もうダメ、一華、イって良い?」
「はい……たくさん出してください」
最後はいつも正常位
ギュッと抱き締め合って舌絡めて
鬼ピストンで同時イキ……
汗掻いた先輩を撫で撫でして額にキス
唇にも……
ゴムを外したらお掃除もするよ
一緒にお風呂も入って、
先輩用に買っていたお揃いのルームウェア着て
明日は休みだから…と最後にもう一回セックスして眠りにつくの
唇が腫れちゃうくらいキスしましたね
先輩の寝顔可愛い……
スヤスヤと寝息が聞こえてきてその胸に顔を埋めて目を閉じた
