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微熱に疼く慕情

第5章 【陶酔させてく純情】






「あ、そうだ、営業部の田中さんなんですけど、先輩と付き合ってるのバレちゃいました」


「あぁ、うん……だよね」


「はい、でも内密にはしてくれるみたいです、他言しないって言ってました」


「そっか、俺は……牽制されちゃったなぁ」


「え、何か言われたんですか?」



先輩曰く、後で言われたみたいなんだけど
“もし付き合ってるなら全力で繋ぎ止めておかないと他の誰かに取られちゃいますよ、俺が狙ってる事覚えておいてくださいね?今回は引きますけどいつでも狙いに行くんで”……と



お、恐るべし田中さん……
経験値、実力共に大先輩である隼人さんを前に言えちゃうところが度胸ある……怖いものなしなのか?



「でもパンチ効いたよ、何か背筋が伸びたというかさ、絶対渡さないって強く誓えたし」


「あの、私……間違えても田中さんは選ばないですよ?」


「わかってるけど、ウカウカもしてられないなって」


「ん…っ」



肩を抱かれて優しいキス
ちゃんと先輩の気持ちは伝わってますよ
もう我慢出来ないなって、すぐ目に入ったラブホテルに入る
そんなつもりなかったのにね
どちらかの家にだって行けるのに……



「今すぐ抱きたい…」と言われたらキスで応えるしかない
ベッドに押し倒されて乗り上げて、自らTシャツ脱ぎ捨てるところがグッとくる
待てないの…?エヘヘ、私も待てない
最初から仕掛けてあげる
ズボン脱がせる為にベッドから下りるよ
手を引いて壁側に立たせたらズボンを下げる



先輩の手は後ろでクロスさせて押さえておく
もう片方の手で手コキしながらフェラしていくの
手が動かせないだけで感じ方も違うでしょ…?
自由を奪われた事で制御出来なくなってくるんだよ
支配されてるって思ってしゃぶられてみてよ






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