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微熱に疼く慕情

第8章 【壊れていく劣情】






「んん……ダメだよ、誰か来ちゃう」


「別に良いだろ、俺なんかちょっとしか会えねぇんだぞ、会えた時くらい好きにさせろ」


「明島さんのキス……好きだけどヤバいの」


「どうヤバいんだよ?」


「えぇ……腰にきちゃうの」


「だからベッドに座らせてやったんだろ?ほら、舌出せって…」



そんな熱っぽい瞳で見られたらこっちも疼いちゃう
入院したばかりの頃はめちゃくちゃ気を遣って
腫れ物を扱うように接してくれていたのに、
今じゃちゃんとドSで居てくれてる
私の扱いを熟知している証拠だね
ドSな明島さんが大好きでどタイプなの
抗えないように手を押さえてよ



「良い子だな、またイったのか?」


「んんっ……イキました、ハァハァ…」 



私がイクと嬉しそう
ネクタイを引き寄せて私からおかわりキス……
「人が来ちゃうぞ」って意地悪言われる
明島さんから仕掛けてきたくせに
ごつごつした大きな手
ベッドの上で膝立ちし、ズボンをズラしちゃう
ショーツの中に明島さんの手を入れるの



「大人しくしてなきゃダメだろ?入院中なんだから」


「んっ……触って、お願い」


「禁欲生活は思ったよりキツそうだな」


「んん……イキたい」


「これ以上我慢させたらお前他の男に行くだろ?最初にイかせるのはこの俺だからな」


「はい……明島さんの手マンでイキたいです」



ちゃんと煽りましたよ…?
ドアとは反対側に向いて明島さんが盾になってくれる
バッグハグする形でショーツの中を掻き乱された
声が漏れないように口を押さえて耐えるけどやっぱ無理…っ
クチュクチュと厭らしい音が病室に響いていて
「お前、病人のくせにおまんこ濡らして何してんだよ、腰動いてんぞ?誰か入って来てもやめねぇからな」って耳元で言葉攻め……
天を仰いでイっちゃう……





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