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微熱に疼く慕情

第10章 【囚われない愛と持続的な関係】






「ヤバいな、その顔、もっと虐めたくなんだろうが」


「あっあっあっ……ダメ、イクっ…イクイク…っ」


「あぁ…締まる、まだ欲しそうだな」


「あんっ……待って、イクっ…イってるからぁ…っ」


「堪んないなぁ…」



一日中、執拗なセックスは続いた
くたくたになって、最後はやっぱり動けなくなる
だいぶ、ご満悦のようだ
「だからエロい顔するなって」と叱られるの意味わかんないよ
してないってば
動けないの、もうお願いだからクンニしないで
ベッドの上で悶絶しながら吹いちゃう



もう無理、イケない、イキたくない
可怪しくなっちゃう



最後の力を振り絞って押し倒し、フェラするの
「まだ動けたか」って冗談じゃない
これ以上は私も許さないよ
精子全部すっからかんにしてあげようか
口内射精も顔射も受けるだけ受けて
それでも容赦なくフェラを続行する



「も、もう出ねえよ」



ウソ、信じられない
そうやっていつもまた襲ってくるじゃん
こっちはおまんこ壊されてんだから
おまんこに挿れられないようにすっからかんにしなきゃ



「一華っ……マジでもう無理だからっ……もう、しないからっ……許して……あぁっ……あああああ…っ」



高速手コキに変えたら男の潮吹き?
シーツがびちゃびちゃになるくらい噴射するの
むかつくからちんぐり返しして掛けてあげた
自分の潮浴びさせて「まだイケるでしょ?」って言ってあげるの
泣きながら謝るから手コキを止めて
やーめた!ってパッと離れた



「怒ったの?ごめん」



無言で手を洗いに行ったら追いかけてきてバックハグ
手を拭いた後、バスローブの襟掴んで私からキスしたらびっくりしたのか呆然としているから笑った
怒ってないよ、むかついたけどもう気分は晴れた
ホッとしてる顔が可愛い



「やっぱ一華には敵わない……飼い殺しされてもいいや、俺」


「んふふ、どうですか?飼っていたつもりのペットに飼われる気分は?」



意地悪な質問したつもりなのにギュッとされて
「最高です!」って叫ぶから2人して声出して笑ったよ
私も一生、この人とこんなくだりを繰り返していくんだろうなって思うよ



選ばない未来でも、笑い合っていられるよね………













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