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ふかひれ【3ページ短編】

第2章 ※※※あとがき※※※

2025.04.24.木曜日

ふかひれは中国が明の時代から作られていた古い料理として使われ、おもにスープや点心の具材として人気が高い

日本は明や清の時代からあわびなどともに中国に輸出していたぐらい有数なふかひれの生産国でした

網にかかったサメは船の上でヒレだけを切り取られ、海に戻されていたようです

海に戻されたもののそのままもがき苦しんで死んでしまう事があまりにも残酷だと、近年ではひれの乱獲をシャーク・フィニングと呼ばれ世界中で禁止されています

イギリスでは漁だけでなく缶詰などの加工品の輸入まで禁止されているほどです
彼ら曰く、加工品を許すというのは間接的にシャーク・フィニングを助長させてしまうからだと徹底しています

このようなひれの乱獲を禁止する大西洋保存委員会に賛同する国が多数ある中で、反対しているのは日本と中国だけ、いわば生産国と消費大国の2つだけが規制に反対している状況なのだそうです

一般的にはヨシキリザメが多く流通しており、ジンベエザメやウバザメのひれは高級食材とされています

※  ※  ※  ※  ※  ※

「ふかひれ」
SHARK FINNING

久しぶりに新作を書きました

サメものです

サメものの下書きを何本か書いてみました

これはそのうちの1本です

短編ですが、時代劇物は初めてなので単語や言葉がなかなか想像できなくて意外と面倒でした

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