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2人きりの夜は

第1章 始まり

「うそっ、」

「ほんと」

両手を肩から回されて髪をいじられながら、肩に顎を乗せられて話されてる。

「言うつもりなかったんだけど、今日下駄箱で話してた男が気になってさ。ちょっと意地悪したくなって、ごめん」

「爽太くんは、ほんとなんでもないから。仕返しみたいなことしないでよ。しかもこんなこと聞くとか。」

「悪かったって」

「もういい?離れて。」

ムッとして、冷たくあたる。それでも全然離れる気配がなくて、

「変なこと言っていい?」

「いいから、早く離れて」

「わかる?あおがオナニーしてるの見てたら、いつもこうなる」

腰あたりに手を回されてぐっと密着させられる。

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