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2人きりの夜は

第2章 2回目

「今日もありがとうね」

お兄ちゃんは、今日もドライヤーしてくれた。

「先準備してくるね」

私のドライヤーが終わって、お兄ちゃんの髪を乾かす間にご飯の準備をする。

「美味しそう。鳥照りだ」

「お兄ちゃん好きだもんね」

「「いただきます」」

いつも通りほぼ会話なくご飯を食べて、お兄ちゃんが先に食べ終わり食器を洗ってもらう。
 
ご飯の後はだいたい、互いに自分の部屋に行って勉強する。今は8時半。

勉強しようと思って、机に道具を広げたがあまり手につかない。なんでかって、それはもちろん。

「はぁ…何にも頭入らない。お兄ちゃん勉強してるのかな。」

それから30分経って少しずつ勉強する気になって、1時間ほど勉強する。 

「今日はもう寝よ。」

布団に入って目を瞑る。瞑ったけど、寝れない。今日と昨日のことを思い出して、ムラムラしてきた。

パンツの中に手を入れたら、濡れていた。

「したくなってきちゃった。」

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