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2人きりの夜は

第4章 4回目

爽太くんにお願いされて、1時間だけOKした。

爽太くんは分からないところを教えてほしいと、色々質問される。

「すごい、本当にわかりやすい。先生になれるよ」

「そうかな?爽太くん結構飲み込み早いのもあるよ?」

「それは嬉しい、頑張る」

「ふふっ」

40分くらい経ったところで、教室のドアの音がして振り向くと 

「まだいたんだ」

「あっお兄ちゃん、!」

「一緒に帰ろうかと思ったけど、勉強中なら先帰るわ」

「あと、30分くらいしたら帰るね」

「わかったー」

そう言って先帰って行った。

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