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2人きりの夜は

第4章 4回目

「ふー怖かった」

「何、どうしたの?」

普通に会話してただけなのに。

「ごめん勉強付き合わせて。こうきさんと帰っても大丈夫だよ」

「いいよいいよ、そんなの。私も集中して来たところだしもうちょっとやってく」

「じゃあ頑張ろ」

「うん」

それから集中モードに入って時々教えながら勉強した。

「ふぅ〜〜疲れたね」

2人で脱力をして時計を見る。

「やば、あれから1時間も経ってた!」

「ほんとだ、めっちゃ集中してたわ」

「そろそろ帰ろっか」

「うん、今日ほんとにありがとう!」

「いえいえ、点数上がるといいね」

「いやもう上がる予感しかしない」

「まだまだこれからだよ〜」

それから他愛のない話をして家まで送ってくれた。

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