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秒速5センチメートル 桜の木の下で

第1章 はじまり


「そうか、じゃあついでだからまだ席替えしてなかったし席替えでもしようか」

みんな喜びよしとかやったーとか言っている

はぁ これじゃ窓際になれる確率が…

このクラスの席替えはわりと変わっている
女子が黒板側、男子が反対側の壁に並び一斉に好きな席を選ぶ同じ所を選んだ奴はじゃんけんをし負けた奴が余った席へ

このような席替えのせいで毎回女子はグループになりたがり好きな人の隣を計画的にgetする

卑劣な闘いが繰り広げられるのだ

私はとくに仲の良い友達もいないのでいわゆるぼっちというポジションで選ぶ権利はほとんどない
まぁ窓際の後ろならいける私は賭にでることにした

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