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HEAVEN~時を超えて~

第5章 真相を知らば



『❝海貴(カイキ)❞・・・』




僕は正面で向かい合う真の涙をそっと拭って告げた




『っ・・ぇ・・・?』



真は細めていた目をぱっちりと開いた




『僕の名前は・・・❝海貴❞・・・』




真顔とやらをみられたらしいから
おおよそいつもの顔に戻して真に微笑みかける




『あなたの・・・・なまえ・・・?』




『クス・・・❝なんにも知らなく❞なんか

なくなったでしょ?マコト』




僕は真の手を握り来た道を折り返して家路についた
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