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恋の数式

第20章 入院明けの登校日

「珠代先生ーっ‼」
「あら加賀美さんw今日も美味しい紅茶ありますよw」
「わーい‼…ところでさー、朝こんな物もらったんだけどどうしたらいい?」
「これは…ラブレターですか?中身読んでないんですねw」
「だってさねみんいるし」
「面白そうなので見てみたらいかがですか?w」
「確かに!w」

あたし達はラブレターを読む事にした

加賀美麗奈さんへ

僕は初めて貴方を見た時から好きでした
初めて目が合った時、君も僕の事が好きなんだと知った
今年同じクラスになれたことはもう運命だ
貴方は僕の運命の人だ
君が恥ずかしがってなかなか僕に気持ちを伝えられないのを察してあげられなかったのは本当に申し訳ない
だからこうして筆を取り僕から気持ちを伝えることにしたよ
両思いだと分かっているけれど、今度はデートで直接気持ちを伝えるね

中島大地

「これは…相当な勘違い男ですね…」
「中島…?…珠代先生…ヤバいかも…」
「どうしたんですか?」
「さっき数学で中島に問題指されて中島が答えられなくて授業が進まないからイライラしてあたしが勝手に答えちゃったんだよ…(汗)」
「それは…とてもマズいですね…中島さんは加賀美さんが自分の事が好きだから助けてくれたと思ってるはずです…すぐに不死川先生達を呼びましょう」

あたし達は昼休み、イツメンを呼び出してこの事を話した

「麗奈ァ…何他の男から手紙貰ってんだァ?💢」
「いや不死川、怒る所そこじゃねぇだろ…まずはこのド派手な内容の手紙と勘違い男をどうにかしねぇとだろ」
「宇髄、ラブレターというのはこれが普通なのか?」
「んな訳ねぇだろ!ま、冨岡はラブレター貰ったことねぇから分かんねぇかw」
「交際を求められる手紙を貰ったことは何度かある」
「「それがラブレターだ‼」」
「そうなのか。ではこれは何だ?」
「加賀美が中島の事を好きだって前提で書いてありますよね…兄貴、どうする?」
「さねみん…さっきの数学…」
「ああ…中島は完全にOK貰ったと思ってるだろうなァ…💢」
「宇髄先生…どう断れば…」
「好きな奴がいるって言っても自分だと思い込むだろうし、そこに不死川を出す訳にもいかねぇ…どうしたもんか…一番危惧しなきゃいけねぇのは中島と加賀美が付き合ってるって言いふらされる事だ」
「じゃあもうデートするのはどうですか?」
「玄弥ァ、テメェ何言ってんだァ?💢」

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