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私の物語

第1章 私のこれまでの人生

大学の授業でも周りからどう見られているのか、コソコソと話をしているのを見てしまうと、自分の体型の事を言われているのではないか等、すごく敏感になり息をするのがキツくなる事が増えていった。

休憩時間は周りの生徒達と顔を合わせたくなく、トイレでご飯を食べたこともある。
苦しかった。
私は何をしてるんだろう?ここに何をしに来てるの?等、毎日自問自答しては悩み苦しんでいた。

そして、朝歩いて大学へ行く途中、大学の門が見えるといきなり喉元が苦しくなり嘔気がしだす。
息がしづらくなり泣きたくなってくる。
他の生徒達が登校してくるため、下を向きながら元来た道を歩いて帰る。

その時、涙が止まらず嗚咽をしながらアパートまで歩いて帰った。
アパートに戻ると玄関で涙が止まるまで泣き続けた。
涙がとまると、ただただボーっと過ごした。

母から毎日くる電話に怯えながら過ごす毎日。
そう、私はとうとう大学に通えなくなった。
登校時間前にアパートの玄関に立つが、嘔気がしトイレに駆け込み嘔吐。
朝は何も食べないから吐くものもないため、余計しんどかった。

トイレで泣きながら、こんな自分が嫌いだと自分をずっと責め続けた。

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