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私の物語

第1章 私のこれまでの人生

そこから、車の免許を取りに行くことになる。
最初は車の免許を取りに行くのが嫌ではなく、同じ年の人や学生がいる場所に行くのが怖くて本当に嫌だった。

でも、これもリハビリと思い頑張った。
この時はダイエットとか考えてなかった。
考える余裕もなかった。

ただ、人が怖い。
早く時間が過ぎてほしい。
そういつも願っては教習が終わるのを待っている日々だった。

社会人になり、人と関わる事が増え何とか周りに追いつこうと頑張る毎日。
ダイエットは痩せたり太ったりの繰り返しが始まった。

食事は母の作るご飯。
食べたり食べなかったり。
たまに食べる母のご飯が美味しすぎて、食べすぎてしまう。
母は作った料理を私が食べると「食べてくれて、ありがとう」と言ってくれる。

その言葉で、母の料理を食べる回数が増えだした。
母は私がダイエットしてる事は気付いており「〇〇が食べなくても、明日お父さんに食べさすから大丈夫よ」といい、逃げ道も作ってくれていた。

そんな母も3年前に若くしてこの世を去った。
今でも色々と後悔は残っている。
まだ教えてほしかったことや、一緒にしたかったこと、一緒に話したかったこと、沢山あったのに。

でも、母がしてくれたことは、ずーっと私の中に残っている。
私のお母さんになってくれて、私を産んで育ててくれて、本当にありがとう。

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