ふたりは似てる
第4章 猛暑
今までふたりの間で子供のことは話した事がないと雅也は思う
結婚当初かあえて作らないようにしてた記憶もない
美沙が特に欲しがった覚えもない
新婚の頃はそれなりに夫婦の間でセックスはしていた記憶があるが
子供ができる出来ないの意識もなかったと思う
最近はふたりとも仕事中心の生活で、この前美沙を抱いたのはいつか。。。
それは、真希の存在とは別の話で関係はないと雅也は思っている
真希との時間はその時間だけの事
美沙との間の事とは意味が違う。。。
ー君らはまだ若いからね
子供は夫婦に望まれて産まれてこなくちゃね
義父の辰夫が言った
ーお義父さんはロマンチストですね
ーあ、いやね。。。子育っては大変だからね。。。
なかなか予定通りにいかないことも多いし
いろんな事があるからね。。。
辰夫は笑いながら照れくさそうに言った
家に着くと辰夫はリビングに入っていった
雅也は階段をあがり寝室に向かった
珍しく美沙がベットの上に寝転んだまま声を掛けてきた
ーおかえり
ーただいま。帰りに駅でお父さんに会ったよ
ーそう。
下に行くと、ママに言われるから、覚悟して
また、やっぱりまたか、と思いながら上着を脱いだ
でも、行かないわけにはいかない
ー今日はなんの話って
ーお題は子供のこと。
私に婦人科で検査してこいって
だから来週行って来るわ
。。。。あなたも覚悟しておいて、一応ね
今日はかなりキテるから。。。
私もう寝るから
それはそれは、ふて寝したくなるだろうな。。。とため息をついた
でも、顔を出さないわけにはいかない
仕方ない。。
雅也はリビングに降りていった
階段の途中から義母の瑞穂の声が聞こえる
結婚当初かあえて作らないようにしてた記憶もない
美沙が特に欲しがった覚えもない
新婚の頃はそれなりに夫婦の間でセックスはしていた記憶があるが
子供ができる出来ないの意識もなかったと思う
最近はふたりとも仕事中心の生活で、この前美沙を抱いたのはいつか。。。
それは、真希の存在とは別の話で関係はないと雅也は思っている
真希との時間はその時間だけの事
美沙との間の事とは意味が違う。。。
ー君らはまだ若いからね
子供は夫婦に望まれて産まれてこなくちゃね
義父の辰夫が言った
ーお義父さんはロマンチストですね
ーあ、いやね。。。子育っては大変だからね。。。
なかなか予定通りにいかないことも多いし
いろんな事があるからね。。。
辰夫は笑いながら照れくさそうに言った
家に着くと辰夫はリビングに入っていった
雅也は階段をあがり寝室に向かった
珍しく美沙がベットの上に寝転んだまま声を掛けてきた
ーおかえり
ーただいま。帰りに駅でお父さんに会ったよ
ーそう。
下に行くと、ママに言われるから、覚悟して
また、やっぱりまたか、と思いながら上着を脱いだ
でも、行かないわけにはいかない
ー今日はなんの話って
ーお題は子供のこと。
私に婦人科で検査してこいって
だから来週行って来るわ
。。。。あなたも覚悟しておいて、一応ね
今日はかなりキテるから。。。
私もう寝るから
それはそれは、ふて寝したくなるだろうな。。。とため息をついた
でも、顔を出さないわけにはいかない
仕方ない。。
雅也はリビングに降りていった
階段の途中から義母の瑞穂の声が聞こえる
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