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虹色の補習

第3章 ③光廣×加菜

加菜「失礼します、、、。」

放課後、加菜はアプリに指定された自習室に来ていた。
扉を開けるも誰もいない。

自分が先についたのだろう。
加菜は落ち着かず何度も鏡で前髪を直す。

予定時刻を15分過ぎた。

もしかして、、お相手の人、来ないのかな、、?

そう思った時

???「っ遅れて悪かった!!」

勢いよく扉を開けて入ってきたのは幼馴染の佐々木光廣だった。

加菜「さっ、佐々木、くん、、?」

光廣「、えっ、、加菜、、?」


光廣とは近所で家族ぐるみで幼少期の頃から仲がよかった。
毎日一緒に登校をして放課後も毎日遊んでいたし旅行にも行った。

しかし、小学校高学年になった頃から光廣が素っ気なった。
そこから2人の関係はギクシャクし始めクラスも別だった中学3年間は全く話すこともなく終わった。

そして迎えた高校生活。
2人は同じ高校に進学した。
光廣は学年一のイケメンと言っても過言ではないほど目立つ存在で加菜は静かなタイプ。
幼少期を知らない同級生はそんな2人に関わり合いがあるだなんて思いもしないだろう。


久しぶりに光廣と話す加菜はかなり緊張していた。

加菜「お久しぶり、、っ、、えっと、、最近どう?」

光廣「どうって、、、。まぁ、、。そっちは?おばちゃん元気?」


口調はそっけないものの会話を続けてくれる光廣。


加菜「うん、、元気だよ?」

光廣「何?相手、見つからない感じ?」

加菜「うん、、。佐々木くんはすぐ見つかりそうなのに、、いつも一緒にいる子は彼女じゃないの?」

光廣「あー、うん。アイツ俺の顔が好きなだけだから。周りの他の女もいちいちめんどいからセフレとして一緒にいるだけ。」

加菜「そうなんだ、、。セフレ、、。」

光廣「かなだってセフレぐらいいるだろ?」

加菜「そんなのいないよ!お相手いるなら佐々木くんアプリする必要ないじゃん!」

光廣「なんだよ佐々木くんってずいぶんよそよそしいじゃん笑  ってか加菜がマッチングやるとか意外だった。」

加菜「だって、、友達がっ勝手にっ、、」

光廣「ふふっ照れなくていいよ。」


久しぶりに笑った光廣を見た気がした。

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