歪んだ愛は狂気に満ちて
第1章 【塗装工の職人に真っ昼間から犯され続ける人妻】
窓の直ぐ側で数人の声が聞こえる
その中に彼は居るのだろう
私は気にせず家事をしてカーテンは閉めたまま
ビニールは外れて、また外から中が見えるようには
なったけど鍵を掛けたりと意地悪してみた
案の定、時間が出来たのかコンコン…と窓を叩く音
カーテンだけを開けて首を振る
もう少し溜めてみてよ、と煽る視線を向けて
こっちもギリギリのところまで我慢する作戦に出てみた
そのうち飽きて来なくなるかも知れないし
ちょうど生理にもなったしね
あれから旦那ともシてない
何となく避けてるかも知れない
彼におあずけ食らわせた分、
自分もそうでなければならないと、勝手に課して
マンションの敷地内でもすれ違うことはある
他の職人さんたちが居る手前、下手には動けない
明らかにこっちを見ている視線も感じている
若いよね、あからさまな態度は良くないよ
もう少し冷静にならないと
思い通りにいかないからって焦っちゃダメ
どうしたの、旦那と一緒に居る日もあるのよ
平日が休みだからあなたが作業している日も
普通に鉢合わせしたの
「こんにちは」って挨拶してくれたね
他の人もしてくれるから
私と目が合ってもそれは一瞬
すぐに私の視線は旦那に向けられる
仲は良いのよ
中身が本当に大好きな人
あなたよりよっぽど常識人だし包容力もある
この人を選んで心底良かったって思えるしね
結婚するなら絶対に今の旦那
火遊びするなら断然あなた……
そろそろ限界なの?
怒ってる?
どうせ私は都合の良いクソアマなんでしょ?
適当な関係ならあまり深入りしないように……
後で揉めるのだけはないようにしようね
旦那は仕事に行き、子供も学校へ行った
お買い物をして帰って来たタイミングで
あなたは私と一緒に玄関から中に入って来た
買い物袋もその場に置いて、
壁側に向かされたら頭の上で両手はクロス
そのまま押さえつけられ、
乱暴にスカートの中のショーツを太腿まで下げられた
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