歪んだ愛は狂気に満ちて
第3章 【歓迎会で泥酔した新入社員に種付けプレス】
ガヤガヤした大衆居酒屋
3つの座敷を貸し切って会社の新入社員歓迎会
今年入社したのは3名
女性1名、男性2名だ
クリクリお目々がチャームポイントの
割と美人タイプの女性社員と、
あとの2名はまだ野暮ったさが抜けきってない、
体格の大きい陰キャと細身の陰キャだった
勿論、美人タイプの社員の周りには人が集まり、
慣れないお酒を注がれまくっていた
日本酒を飲み始めた頃から彼女の記憶は曖昧に……
トイレから出てくるのを待っていたのは
同じ新入社員の体格が大きい方
「大丈夫?」と声を掛けて気遣うも
彼女はすでに足元がフラついていて呂律も回ってなかった
支えるように席へ戻ると、待ってましたとばかりに
彼女は男性社員たちに囲まれていた
誰かがもうお開きだと言って解散となったが……
同じ新入社員たちは女性が気になっていた
ちゃんと帰れるだろうか?
部長と課長が2人で彼女を抱えてタクシーへ
「家まで送るから」と言っていたので任せて帰る事にした
新入社員同士、顔を見合わせて
「大丈夫…だよな?」
部長も課長も独身だけど歳も離れているし
大人だからちゃんと送り届けてくれるはずだ
何の保証もないけど……
2人でトボトボと帰っていたら同時にメッセージを
受信した
それぞれ、部長と課長からで
◯◯ホテル1003号室……とだけ書かれていて
これは、其処に来いという内容なのだろう
再び顔を見合わせて喉を鳴らす
まさか……まさかとは思うが
そのホテルに、彼女も連れ込んでいるんじゃ……?
ざわつく胸で指示通りホテルへ向かった
ベルを鳴らすと課長が出て来た
顎で入れと言われ、仕方なく中へ入る
新入社員の男2人が足を踏み入れると
大きなベッドの上で下半身を脱いだ部長らしき
後ろ姿の男が寝そべる彼女の上に覆い被さっているのが
見えた
キ…キスしてる…?
やっぱり部長だ、ズボンどうしたんだよ、何で…?
「ハァハァ……可愛い顔して、本当はこうして欲しかったんだろ?エロい身体、毎日見せられて我慢するのに必死だったんだぞ、俺らは」
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